ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ

「雪質、スケール、バリエーションとも全国屈指の環境を誇る」

アンヌプリ山の山裾に開かれたグラン・ヒラフは、この付近のスキー場の中でも最高規模を誇る。900mの標高差と広大なコース、恵まれた雪質による素晴らしいパウダーなど、日本を代表するスキー場といえるだろう。ほとんどのコースからは正面に蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山の姿を望むことができる。その眺望の美しさもさることながら、何といっても森林限界から上部に広がる樹木が1本もない大斜面の存在である。周囲に何もなく、そこだけが雲の上に抜け出たような開放感は筆舌に尽くしがたい。広大なゲレンデは中斜面のクルージングや急斜面のコブ、新雪、初級者ロングコースと、滑りのニーズに応えられるものが揃う。そして何よりも日本有数のパウダースキーエリアであり、ニセコをニセコたらしめているのはこの点である。近年、オーストラリアからのツアー客が増えたことにより、ベースのタウンにも活気が戻ってきているようだ