大山スキー場

「4つのエリアからなるスキー場は大山の自然資質が持ち味」

1729mの剣ケ峰を筆頭に高峰が連なる大山壱岐国立公園。その一角に開かれ、国体の舞台にもなった鳥取を代表するゲレンデは、豪円山、中の原、上の原、大山国際という4つのスキー場が連結したもの。気持ちの良い中斜面を筆頭に、中・上級者に刺激あるコースは山の上部に、初級者やビギナーに安心の広い緩斜面はベース付近に広がっている。実際、ロングランと呼べるのは大山国際のみで、必ずしも個々が圧倒的な存在感を持っているわけではないが、その多様性が実に老舗らしく、幅広い層に楽しみを与えている。素晴らしい自然景観と一緒に楽しみたいスキー場である。